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こんにちはピーコックブルーです。

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政権が野田内閣に変わり、近畿では
台風12号による特に和歌山、奈良県南部の甚大な被害、
そして東日本大震災から半年が経ちました。

防災月間の9月、改めてこれからの台風や
いつ起こるか分からない地震に今一度、
家庭でも普段からできる対策や緊急時の非難、
連絡方法を確認しておくべきだと痛感しています。

大地震が発生した際、遠く離れた地域にも
時間を経て津波の危険性が及びますが、
この津波警報や注意報を地図で
テレビ画面に表示する「色」
について、
今までテレビ各局で異なっていた色合いを
統一することが決められました。

きっかけとなった昨年2月のチリ地震。

この時、17年ぶりに日本に出された大津波警報。
大津波警報、津波警報、注意報が
赤・黄色・オレンジ・桃色・白など
局によってまちまちの配色で
長時間テレビ画面の隅に表示され、
「大津波と津波を見分けにくい」
など色覚に障害のある方からの指摘がありました。

国内では色覚に障害がある人が約320万人、
水晶体が黄変して青色が見えにくくなる
白内障の方が約150万人と推定され、
テレビ局も改善を検討していました。

そして日本テレビとNHKが色のバリアフリー研究に
取り組む東大の伊藤啓准教授に相談。
約1年にわたる検討を重ね、実現したものです。

色の統一は、サンプル画面にもあるように
大津波警報は「紫」、津波警報は「赤」、
津波注意報は「黄色」で表示されます。



陸地は「灰色」、海は「濃い青」(日本テレビ提供)
という統一基準をつくり、
5月~7月にかけて主な在京放送局が新しい配色に移行、
系列各局も順次、導入を進めているようです。

また色のバリアフリーは身近なところでも
様々な改善が進んでいます。

色覚障害者にとって、赤や緑色がどんなふうに見えるのかを
健常者が体験できる眼鏡を、
豊橋技術科学大学の中内茂樹教授らが開発。

「バリアントール」という商品名で、
愛知県蒲郡市の光学製品メーカーが
2007年から製造・販売しています。



色覚障害ではの区別が難しいとされますが、
例えば阪急電鉄(大阪市)は昨年3月のダイヤ改定に合わせ、
特急(赤色)と準急(緑色)の明るさや色合いを
調整して時刻表を作成。

三重県は2007年度に県庁の全部局や県民センターなどに
この眼鏡を導入し、カラーポスターや印刷物を作る際、
チェックするなど…すでに鉄道各社、印刷・出版社や眼科医と、
多くの業界で使われているようです。

「色」には機能性としての働きと情緒性としての効果があり、
私たちの生活環境や心に、様々に関わっています。

色を統一することで色の「区分け」が、
「見やすさ」や「わかりやすさ」につながり、
また「整理しやすく」「空間が認識しやすく」なります。

“すべての人にとって使いやすい”をベースに、
色を暮らしに応用、実践していく「ライフケアカラー」の大切さを、
より多くの皆さんへ、これからもお伝えしていきたいと思います